注文住宅のキッチンは家事動線を重視しよう!

公開日:2024/02/15  最終更新日:2023/09/06

家事をしているなかで、キッチン周りが片付かない、段取りよくこなせないなどの悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。これらの問題は、キッチンを導線に考慮した設計にすることで、家事の効率が向上し快適に家事ができるようになります。本記事では、キッチンを設計する際の導線や使いやすいキッチンのポイントについて解説します。

片付かない!スムーズに料理できない!その原因は?

キッチン周りがいつもちらかっていて片付かないという方は、キッチンの設計に改善の余地があるかもしれません。注文住宅などでキッチンのデザインを決定する際は、以下の点が当てはまらないか確認してみましょう。

作業場や収納のスペースが足りない

キッチン周辺の作業スペースや収納の大きさが足りないと、キッチン周りの混雑につながります。同居する家族が増えるほど、料理などの家事の手間も増大し、より広い作業場が必要となります。

また、キッチン自体に収納が少ない場合は、付近に棚を設けるなどの対応をすることで、スペースの確保が可能です。スペースの不足を感じている方は、現在の状況を考慮してスペースの確保につなげましょう。

収納位置が定まっていない

収納する食器や器具の位置が定まっていないと、必要なものがすぐに取り出せず、ものが溜まる傾向があります。そのため、毎回別の場所に収納するのではなく、同じ場所に戻すように意識することが大事です。

たとえば、料理によく使うお皿や調理器具などをキッチン収納の真ん中にしまうなど、使用頻度の多いものを作業場付近に集約させると、取り出しやすいうえに紛失のリスクを避けられます。

キッチン収納は家事動線を重視しよう

動線とは、室内で人が通る経路を指します。キッチンの収納は、導線を意識して設計することで、効率性が大きく向上します。具体的におさえるべきポイントを解説します。

作業内容を考慮した設計にする

作業内容に合わせて、収納物の配置を決めるようにしましょう。たとえば、炊飯器のそばにはお茶碗やしゃもじなど関連する器具を収納する、作業場付近にはまな板や包丁、分量を測る器具を置いて簡単に取り出せるようにするなどが具体例です。

使用頻度が多い器具類は、とくに出し入れのしやすさを念頭に置くようにしましょう。作業内容に基づいて配置を設定することで、ストレスなく家事を進められます。

玄関との距離を意識する

キッチンは、玄関との距離が離れていないことが理想です。買い物から帰宅した際、キッチンが遠くにあると、それだけ荷物をもっていかなければならず負担となります。そのため、可能な限り玄関との距離を近くするようにしましょう。

回遊性を意識する

回遊性とは、所定の空間内の移動のしやすさを意味します。キッチン周辺は、回遊性を高めることで快適な空間となります。

一例として、作業場の通路の幅を広く設けると、作業がしやすくなり、複数の人が行き来しやすいため、スムーズに家事ができます。収納を増やそうとするあまり、大きな棚でスペースを圧迫して十分な空間を作れないような事態は避けるようにしましょう。

使いやすいキッチンをつくるためのポイント

キッチンは、動線を考慮することで、より快適な空間にすることができます。そして、キッチン周りは以下のポイントを意識すると、使いやすさが一層高まるため、ぜひ覚えておきましょう。

ゾーニングを考慮する

ゾーニングは、空間を目的に応じて区別して有効活用する手法を指します。キッチンの収納についても、作業の目的に合わせてゾーニングを行うことで、作業負荷の軽減につながります。

たとえば、縦のゾーニングを意識する場合、使用頻度の多い器具はちょうど真ん中あたりに配置します。仕様頻度が少ないものは、上部の棚に収納し、重量物かつ普段はあまり使用しない土鍋などは、足元の棚に収納するなどの対応となります。ゾーニングを改善することで、日常の家事の負担を改善することができます。

ジャンル別に収納する

ジャンルごとに収納を分けることも、使いやすいキッチンの要件です。同じキッチン周りの家事でも、コンロ周りで火を扱う作業や、水回り清掃作業、下ごしらえや材料カットという調理作業など、内容が多岐にわたることでしょう。

ジャンルごとに必要な器具をまとめると、無駄な移動を回避でき、利便性が向上するので、取り入れてみるようにしましょう。

リビングを見渡せる設計にする

キッチンがリビングと大きく離れていて見渡しが悪いと、小さな子どもがいる家庭の場合、家事の最中に子どもに注意を向けることが難しくなります。そのため、なるべくキッチン空間はオープンにし、リビング全体が見渡せる設計が望ましいでしょう。

まとめ

本記事では、キッチンにおける動線の考え方について解説しました。キッチン周りは、住宅のなかでも最も頻繁に利用する場所の一つです。動線を意識した設計にすることで、何気ない作業ひとつひとつの負荷が軽減され、家事や作業が快適に行えるようになります。

今後、注文住宅でキッチンを検討している方や、現在のキッチンの間取りを変えることを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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